入社
製造部1グループ鋳造チームに配属
造型ラインに配置になり、主にVプロ造型ラインを担当しました。
鋳造チームは夏は40℃、冬は氷点下と厳しい環境で1年目はとても大変でした。
※Vプロとは、プラスチック成型フィルムで覆った鋳型内を吸引力によって減圧して鋳物砂を造形する方法で、薄肉で外観の優れた製品が鋳造できる日本オリジナルの鋳造法です。
Career-Step
入社時は誰もが見習いです。探究心を持ち続け、一人前になるまでの過程は非常に充実したものです。
YDKテクノロジーズのキャリアステップの一例をご紹介します。
1年目
造型ラインに配置になり、主にVプロ造型ラインを担当しました。
鋳造チームは夏は40℃、冬は氷点下と厳しい環境で1年目はとても大変でした。
※Vプロとは、プラスチック成型フィルムで覆った鋳型内を吸引力によって減圧して鋳物砂を造形する方法で、薄肉で外観の優れた製品が鋳造できる日本オリジナルの鋳造法です。
4年目
Vプロ造型ラインに加え、生砂造型ライン、自硬性造型ラインも受け持ちました。
ラインリーダーとなり、作業の指示出しなど自分の作業以外の業務も増え、
ただ作業をこなすだけではなく、どうすれば効率アップできるか、
良い品質を維持できるかなどを考えながら仕事に取り組むようになりました。
7年目
ベテランの先輩方の部署異動もあり、造型ラインリーダー担当に加え、
設備保全担当も受け持ちになりました。
鋳造工場は古い機械が多く、故障部品の交換や関係業者への連絡など、
イレギュラーな対応も多く経験しました。また鋳造の予算管理も担当となり、
日々の消耗品補材の在庫管理、発注なども行い、この頃から外部の関係業者、
外注業者との関わりも増えてきました。
10年目
鋳物不良解析などでお世話になっていた工業技術技術センターより、
人財育成支援事業の募集について声をかけて貰い参加しました。
2年間仕事の合間をぬい、アルミ素材の勉強に出向き、
アルミ素材の基礎知識を習得することができました。
社内での鋳物不良改善にも学んだ知識を活かすことができ、とても有意義な活動となりました。
13年目
ライン長に就任し、責任の重みを改めて感じつつも、
就任後の最初の1,2か月は慌ただしく過ぎたという印象です。
同じ職場のメンバーは未熟な私を温かく見守ってくれていると感じています。
これからもラインをいかに問題なくスムーズに動かせるか、
メンバーの一人ひとりが働きやすい環境を作れるかなど日々勉強と思っています。
入社当時、部署には30~40代の社員がいないこともあり、若いころから様々な業務を経験させて貰いました。
ラインリーダー、ライン長となると、自分の作業だけではなく、自部署内のメンバーの配置、機械の負荷、後工程からの要求等、
広い視野を持ちで業務にあたらなければなりません。当初はとても大変でしたが、現場作業が円滑に回っているとき、
後工程からのイレギュラーな要求に対応出来た時など、少しずつですがやりがいを感じてます。
20代は失敗や苦労することも多かったですが、良くも悪くも全ての経験があっての今の自分があると思います。
今後30代、40代と責任もさらに増えていくかと思いますが、あまり気負いすぎず、先ずは目の前の仕事を精一杯こなしていきたいです。
1年目
防衛製品の開発プロジェクトの一員としてアンテナの様々な設計業務を担当しました。
製品の開発において、試作品の製造、評価、実使用環境下でのフィールド試験、
試験結果のまとめなど、様々な業務を経験しました。
8年目
製造設備の改善や修理、生産ライン異常発生時の対応などの業務を担当しました。
製造現場で製造部の方々と意見交換し、生産ラインの改善に取り組みました。
このときの経験や知識が技術部へ異動後に非常に役立っています。
11年目
入社当時の部署へ異動となり、再び防衛製品の開発プロジェクトを担当となりました。
後輩も増え、チームリーダー的な役割を担うことでマネジメントの視点を持てました。
17年目
開発プロジェクトチームの運営、技術的なとりまとめ、お客様との調整など、
次第にプロジェクトマネジメント業務が増えました。
課長レベルの役割を遂行できていることが認められ、課長に昇進しました。
チームとしてどうしたら良い成果を出すことができるかを考えチームを運営しました。
24年目
メンバーの成長やキャリアについて考えることが増えました。
メンバーが仕事に楽しさを感じてくれたら嬉しいと思っています。
私は技術者として入社以来、防衛製品の開発設計業務を中心にキャリアを重ねてきました。
何年も同じ部署に在籍していますが、その役割は徐々に変わっていきます。役割が変わると仕事の内容も少しずつ変わり、
その新たな仕事を攻略することが大変ながら楽しみでした。
うまくいったこと、失敗してしまったこと、いろいろと経験を重ねたことすべてが、現在の自分の力になっていると感じます。
1年目
量産品工程の設定・維持管理・改善、量産前の試作品製造および量産化対応に携わりました。
12年目
製品のメカ系設計業務に携わりました。
生産技術部の経験も活かしつつも改めて構造設計や力学等設計に必要な知識を学びました。
製品を生み出す過程を経験しエンジニアとしてのスキル、心構えを習得しました。
26年目
責任の重さを改めて実感しました。それとともに製造体制の検討、コスト管理、品質確保、
納期確保、メンバー育成等のマネジメントスキルを経験・習得してきました。
33年目
入社当時の配属先へ戻る形で異動となりましたが、当時とは立場が違い責任の重さを実感しつつ、過去の職場で経験したことを活かし仕事に取り組んでいます。
現在所属している生産技術部は社内では技術部と製造部をつなぐ橋渡し的な役割もあります。
入社後、十数年周期で部署異動を経験してきましたが、技術部、製造部両方の業務に従事できたことは、
外からではわからない業務やその部署の苦労を経験することができました。異動時は、その都度仕事を覚える必要があり、負担も大きいですが、今振り返るとこれらの経験は今の仕事で部署間調整を行う際、相手の立場になって考えることができるため大いに役に立っています。
今は管理業務がメインですが、部署メンバーと共にDX推進・自動化へも取り組んでおり、まだまだ勉強すべきことがたくさんあります。モノづくりに携わる者として生産性向上・品質向上に貢献できるよう日々仕事に取り組んでいます。