Cross Talk 02

キャリアステップ対談

メンバー

  • R.S.

    技術開発職

    • 秦野事業所勤務
    • 2016年入社
  • Y.A.

    技術開発職

    • 秦野事業所勤務
    • 2020年入社
  • H.N.

    技術開発職

    • 秦野事業所勤務
    • 2018年入社
  • Y.A.

    技術開発職

    • 秦野事業所勤務
    • 2009年入社

入社してから、今の自分を支えている研修や指導について教えてください。

  • Y.A.

    私は電気系、ソフト系、機械系のいずれでもない学科の出身でしたので、技術部に配属された後もわからないことだらけでした。そんな当時、技術の基礎を毎日のように丁寧に先輩に教えていただいたことをよく覚えています。

  • Y.A.

    私の入社当時は、新型コロナウイルスが蔓延しはじめたころ。例年通りの研修に参加することができなかったんです。でも配属後に、製品試験のため3週間ほど出張に行った際、各Grの垣根を越えてさまざまな業務を経験することができました。その際に計測機器の基本的な使い方や、トラブルの対処法などを指導いただき、今でも役に立っていますね。

  • H.N.

    1年目のときに、製品性能試験に参加したことが印象に残っています。そこで製品の取り扱いの難しさや安全性への意識の重要性を知ることができました。危険なものを取り扱っているという意識は、常に仕事において大切にしていることです。

自身のキャリアを考える中で、大事にしたい価値観はありますか?

  • R.S.

    仕事とプライベートをうまく切り替えることです。キャリアアップするにつれて、任される仕事や責任が大きくなりますが、心身を壊してしまっては本末転倒。オンとオフの切り替えをしっかりやっていきたいですね。どちらも楽しく両立することで、良いアウトプットをしていけたらと思っています。

  • H.N.

    確かに、仕事とプライベート、どちらの時間も大切にするのは良いことだと思います。私も今はさまざまな経験をして視野を広げることで、設計開発の中で柔軟な発想に繋がると考えています。

  • Y.A.

    技術者の仕事はある意味で終わりのない仕事です。だから、短距離走のペースではなく長距離走のペースで走り続ける方が、結果的に長い距離を走って良い成果を出せると考えています。そういう意味では、上手に休みながらメリハリをつけて仕事をするという皆さんの意見と同じですね。

  • Y.A.

    私も同じことを言おうと思っていました(笑)。当社は決して激務ではないですが、無理をせずにメリハリをつけて働いています。時間に余裕がある時は、目標を立ててチャレンジしていきたいと考えています。

実際にキャリアアップして、大きく変わったことは何ですか。

  • Y.A.

    現在入社16年目です。以前は防衛事業に在籍し、製品の仕様を自分で考えることはありませんでしたが、今は新製品を作る部署で、やれること・やりたいことのバランスをとって仕事が出来るようになったと思いますね。アイデアで終わらないために、検証作業が必要になるので、やりたいだけでなく実際に形にするところまでをしっかり考えるようになりました。

  • R.S.

    入社当初は「明日までにこれをやっておいて」と、短期間で完結する小さな仕事を任されましたが、だんだんキャリアを積むにつれ、長期間に及ぶ大きな仕事を任されるようになりました。私自身、現在は開発プロジェクトのリーダーを務めていますが、自分の仕事にプラスして、メンバーの進捗管理を行うようになりました。仮にスケジュールが遅延していたらどうリカバリーするか、メンバーに指示をしながら、同時に上司に報告や相談。自分だけで済んでいた仕事が、自分だけで完結しなくなるというのが、大きな違いだと思います。

  • Y.A.

    やりたいことと、やるべきことのバランス取り、自分の仕事とメンバーの進捗管理などの仕事もこなし、お二人とも、キャリアアップして、考えることや見る範囲が大きくなっている印象ですね。

今後挑戦していきたいことや、力を入れたい取り組みを教えてください。

  • R.S.

    新しい技術を積極的に学んで、新機能や新製品の提案に繋げていきたいです。最近では通信技術やAI画像解析など、最新技術を持った企業が市場に多く参入してきています。そういった企業に遅れを取らないよう、情報収集や検討を行っていきたいですね。

  • H.N.

    私もAIについて力を入れていきたいと思っています。これまで処理に時間がかかっていたことが、AI技術の進化により短縮されたり、性能向上に繋がったりと期待されています。防衛事業に限らず、環境事業や航海事業でこれまでに蓄積されたデータを基に、どのような製品にどのように活用できるか検討している最中です。

  • Y.A.

    私は新たなレーダーの開発に取り組みはじめています。既存のレーダーでは諦めていたことや、できなかったことができるようになる期待があり、適用先を広く考えることができそうでワクワクしています。具体的には、レーダーで相手を見つける早さや、より遠くまで見つけることのできる性能など。他社との差別化をはかれるようになり得る開発ですので、力を入れて取り組んでいきたいです。

今後のキャリアをどのように歩んでいきたいですか?

  • Y.A.

    入社5年目で世間では中堅社員として扱われますが、自分としてはまだまだ半人前だと思っています。先輩からスキルや知識を学ぶ一方で、新しい理論や技術など積極的に吸収し、部署内に還元していきたいと思っています。

  • R.S.

    現在は後輩を指導していく立場にありますが、まだまだ力不足だと感じることも多いです。自分では気づかずに仕事を抱え込んでしまったり、逆に任せきりにしてしまったりすることもあります。そのため、今後はチーム全体を見通し、みんなで楽しく仕事ができるような環境を整えていきたいですね。

  • Y.A.

    私がここまで技術者として仕事を続けてこられたのは、技術者の基盤となる経験を積むことのできる仕事や環境を与えていただいたからだと思っています。今後は自分がその環境を与える立場。開発メンバーにそのような経験を積んでもらい、製品の成果も上げる理想的なチームを運営していけたらいいですね。

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