Profile
レーダー技術を中心に、防衛事業や環境事業関連の実証実験用途の試作品や、研究委託品の開発を中心に行う。最初からうまくいかないからこそ、楽しさを感じていると話す。
YDKテクノロジーズを知ったきっかけ、
入社理由を教えてください。
工業高校に通っていた時、担任の先生が無線関係に詳しい方で「何か資格を取れたらいいね」と無線通信のことを教えてくださいました。それ以来、電波を使って目に見えない情報をやりとりするということに惹かれ、将来はレーダーの開発に携わりたいと思うようになりました。YDKテクノロジーズは、レーダー技術を生かした製品作りをしながら、人の命や生活にも直結する防衛分野にも特化している。自分のやりたいことと理想がマッチしたので入社を決めました。
現在の業務内容を教えてください。
現在は、社内の既存技術を生かした新しい製品分野の開拓に携わっています。当社のレーダーを使ったセンサは、民政や防衛にかかわらず、もっと世の中に広げていけないかという取り組みを行っています。たとえばレーダーを使って、川の流れの状況や海面の状況、または船の自動運行に役立てようという足がかりに試作品の開発やデータ集め、研究を行う仕事です。

1日の流れ
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09:00
始業(フレックス制度利用)
メールの確認 -
09:30
開発案件の進捗報告や
情報共有など -
11:00
開発業務
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12:00
昼食
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12:45
開発に伴う情報収集など
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15:30
代理店との打合せ
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18:00
終業(フレックス制度利用)

この仕事のやりがいを教えてください。
机上で設計して終わり、ではなく、開発中の製品をお客様や関係会社の方に使っていただいたり、実証実験に自ら参加したりと、製品が使われる現場との関わりが持てるのはこの仕事の魅力だと思っています。そして、一つを作って終わりではなく、そこから更なる着想が得られたり、その課程でまた別の製品が生まれたりと、1本の枝が大きな木に広がっていく感覚があります。
印象的なエピソード
開発中の計測器を、実際に川の流速を測るために協力会社に使ってもらう機会がありました。私としてはせっかく使ってもらう機会なので、なるべく多くのデータを取得できた方が良いと思い、設定内容を細かく調整できるよう機能を盛り込んで挑んだのですが、実際現場に出てみると、計測の作業に忙しく、機器の設定を変えている余裕などありませんでした。この経験で、実際の現場に触れることでわかることが多いと学びました。

これからの目標
今、どのような製品が市場に求められているのかというマーケティング的な側面。そして開発した製品がどのようにお客様に携わっていくのかという、技術的な情報収集。そのどちらもバランスよく考える力を養いながら、世の中の役に立つような製品づくりができる技術者を目指していきたいと考えています。
私のワークライフバランス

1歳半の子どもがいるため、フレックス制度や在宅勤務制度に助けられています。また、1時間単位で有給休暇を取得できるため、子どもの通院や保育園への送迎のために必要な時間だけ休むことができるのも魅力です。オンとオフのメリハリをつけて働くことで、業務効率や生産性も上がっていると感じています。