Profile
製品の開発に必要な、治具(じぐ)や工具の製作、不具合品の調査、および試作品の製作に必要な製造データの作成に携わる。専門にとらわれず生産性の向上に取り組んでいる。
YDKテクノロジーズを知ったきっかけ、
入社理由を教えてください。
高校時代の恩師が防衛に興味のある方で、防衛に関係する仕事を勧められたことがきっかけです。当時は社名が横河電子機器で、その頃からこの業界に興味を持っていたことを懐かしく思いますね。YDKテクノロジーズでは、製品の開発から販売、利用を通して直接防災に携わることができます。防衛産業にも興味がありましたが、環境製品を通して災害に役立てることが入社の決め手になりました。
現在の業務内容を教えてください。
生産ラインに投入する治具(じぐ)や工具の準備をしながら、製品の作り方や検査の方法を考える仕事です。作業者からの改善案を集めて他部署に共有し、より効率的に作業が行えるように活動しています。主には基板製作から、はんだ付け、組み立て、調整検査までのひと通りの工程を確認し、改善点やトラブル対応にあたっています。ほかにも試作品の製作や図面修正、資料の記入漏れやミスなどを修正し、生産工程が潤滑に回るように作業する日々です。

1日の流れ
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08:30
始業・朝礼
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08:40
メールの確認
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09:00
資料作成・作業確認
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11:00
現場のトラブル対応
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12:00
昼食
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12:45
部品打合せ
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15:00
不具合品の調査など
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17:15
終業

この仕事のやりがいを教えてください。
これまで、1から手作業でやっていた検査を、ボタン1つでできるような仕組みを作ったことがありました。その結果、作業者さんが今までは30分かかっていた作業を、5分に短縮することができたんです。1日1台しか作れなかった製品を2台、3台と作れるようになっていくと、回り回って、世の役に立っていると感じられてやりがいが持てます。
印象的なエピソード
製作中の製品にトラブルが発生した際、回路図と実物を見比べながら、原因箇所を特定したことです。原因調査は元々得意分野ではありませんが、その時はトラブルの症状から不良基板を特定し、回路図を見ながら部品の取り付けが間違っていないか確認し、ことなきを得ました。困ったことがあると、社内に相談しやすい空気感があるのは良いところだと思っています。

これからの目標
自分の専門外のトラブルが発生することは、珍しくないことです。当社の製品は、機械式の時計のように機構だけで操作しているわけでなく、プログラミングされているため、ハードの知識とプログラムの知識、どちらも兼ね備えていないといけないと感じています。ものがどう動いているかというハード面と、それをどう制御するかというプログラム面。トラブルが起こった際に、都度調べたり聞いたりしながら、その場でどんどん吸収していきたいと考えています。
私のワークライフバランス

秦野事業所の勤務時間は8:30~17:15と決まっていますが、子育てや介護、そのほかの事由により、7:00~16:00や9:00~18:00など柔軟に業務時間を調整できます。私自身も、子育てのために必ず定時内で業務を終わらせ、夫婦共働きのなかでも子どもの送迎や朝夕のごはん作りができています。また完全週休2日で土日休みのため、子どもとの時間が作りやすく、プライベートの予定も立てやすいです。