People

あの有名な自衛隊機部品を
設計していると思うと
誇らしい気持ちに

航空・燃焼事業 技術開発

2018年入社

YDKテクノロジーズを選んだ理由

精度の高いものづくりで
幅広い業界支えていることに
魅力を感じました。

学生時代は、化学を専攻していたのですが、やりがいを持って長く働くことができる、興味を持って追求できる分野での仕事も探していました。当社は航空、船舶、環境など幅広い業界に進出していて、特に航空機に搭載されている製品を精度の高いものづくりで支えていることに魅力を感じました。

最初に面接を受けたときは環境分野を考えていたのですが、ホームページなどで調べるにつれ航空分野にも興味が増し、そちらでの入社を決めしました。学生時代に学んだこととは異なりますが、通信教育、OJTなど社内の教育制度が充実していたので、安心して新たな分野への挑戦ができました。

わたしの仕事

航空機エンジンにおける
圧力センサの設計検討、解析、
図面化、試作評価を担当。
現場と一緒に品質の向上を図っています。

入社後、まずは社内の生産工程などの改善を図る仕事をして、その後、お客様の製品を担当するようになりました。お客様の仕様に合わせたエンジン・機体のコンポーネント、主に圧力センサの開発を行っています。製品には、自衛隊哨戒機に搭載されているものもあります。それら航空機のエンジン設計検討、解析、図面化、試作評価などが日々の仕事の中心です。

工場が併設されていますので、設計段階では、「現場で作りやすいものになっているのか」工場に出向いて確認することもあります。また、電気製品には不具合が出ることがありますので、その際も現場で一緒に製品解析を行い、担当者の意見を聞くことも多々あります。設計はデスクでの仕事というイメージがありますが、現場と一緒になってものを作っている感覚があります。

この仕事に求められること

良い製品を作るための
集中力と多くの人の意見を
聞くことが大切。

設計はもちろん、その製品をより良くするために改善していくということも大切な仕事なので、一つの製品に集中していく力は必要です。けれども、よい設計ができていなければ、お客様はもちろん、製品全体として他の部品を作る人、部署に迷惑がかかりますので、人の意見も聞きながら製品作りを進められることが大事だと思っています。

また、お客様に製品の仕様についてお話しする機会もありますので、製品についてわかりやすく説明すること、そのための図、書類を作ることも必要です。私も最初は思うように説明ができずに苦労しましたが、お客様とのやりとりを重ね、理解しやすい書類を用意できるようになり、信頼していただけるようになりました。

仕事のやりがい・
YDKテクノロジーズの魅力

航空機の要となるエンジン部品の設計は
とても責任のある仕事。
その分やりがいもあり、
魅力に溢れています。

エンジン部品の設計と聞くと地味な仕事と思われがちですが、当社の航空分野の仕事は、一般の方によく知られている航空機やロケットの一部の製品の製作に携わっています。勤務先の近くの航空自衛隊入間基地周辺で当社の油圧センサを搭載したP-1 固定翼哨戒機が飛んでいるところや、航空ショーなどを見ると、そこに携わっていることが誇らしいです。

航空機が飛ぶ上で中心となるエンジン部分の製品が多いので、責任もありますが、私にとってはすごく魅力的な仕事です。今の部署では、1人1アイテム以上担当していますが、入社後、早くから担当製品を任され仕事ができるのでやりがいがあります。また、働く上で環境も大事だと思っているのですが、休日や、教育制度をはじめ福利厚生もしっかりしていますし、風通しのいい社風で、安心して働くことができるところも気に入っています。

わたしのこれからと目標

上空で使用される製品。
その精度を高めるために
できることを増やしたい。

開発の仕事は、まず、過去のノウハウを参考に作ってみて、解析ソフトを使ってその製品の強度に問題がないか調べたりします。しかし、航空機は空の上を飛ぶので、実際には振動や衝撃が加わり、そのため振動解析なども必要になります。開発過程において上空で確認することはできないので、解析ソフトなどを十二分に使いこなし、可能な限り良い条件での解析ができるようになりたいと思っています。今、会社で所有している機器の把握だけでなく、より精度が求められる機器の導入を提案している先輩もいるので、今できる範囲での技術精度を高めるだけではなく、その改善に自発的に取り組めるようにもなりたいです。

学生のみなさんへメッセージ

ものを作りあげることに欠かせない
コミュニケーション力を大切にして欲しい。

製品を開発したり、製品の精度を確認したりする上で、現場から確認の連絡があって工場へ出向いたりすることも多々あります。黙々と机上で設計するだけでなく、改良点、問題箇所を同じ部署の仲間や製作現場の人と一緒に検討する必要があります。また、お客様に製品のことを話す、説明することも大切な仕事になります。自分の考えを持って、意見を言える、積極的にコミュニケーションが取れることが大切です。私も学生時代はコミュニケーション力がある方ではなかったのですが、意識して身につけるようにしてきました。自分から積極的に話す機会などを大切にしてください。
社会人生活はとても長いので、就職活動では、学生時代の専門分野にこだわらず、自分自身のモチベーションを保ち続けることができる会社選びをしてほしいと思います。