近年増加している水害被害の回避、軽減のために低コストで自治体職員の手を煩わせることなく観測システムの構築が可能な「IoT多点観測システム」を2021年6月1日より発売いたしました。
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主な特長

出典:国土地理院 電子国土基本図

1.増加する水害対策のために地域の状況を「見える化」します。

2.カスタマーセンターが観測機器を常時監視しシステムの維持管理を代行します。

3.長年にわたる気象・水文観測の実績を活かし優れた保守性と高い信頼性をご提供します。

誕生の背景

近年、数十年に一度と想定されてきた水害がいつどこで発生してもおかしくない状況になっており、その人的および経済的被害の回避、軽減は自治体の大きな課題となっています。国土交通省 主導で全国の中小河川に約8,000台の『危機管理型水位計』が整備されましたが、これだけでは十分とは言えず 自治体の災害対策には流域に適した観測と地域全体の見える化が求められています。

使い方・利用のシーン

水位、雨量の観測とカメラ画像により、河川やため池の増水や市街地への浸水状況を見える化し情報を提供します。災害対策の現場では、刻々と変化する状況を把握し必要な情報を地図上に書き込むことで、関係する職員とタイムリーに情報を共有できより適切な対応が可能になります。また、一般公開することで住民の避難判断に利用でき、適切な避難経路の選択や早期の避難喚起に役立てることができます。
カスタマーセンターでは観測機器を常時監視し良好な状態を維持します。機器異常の予兆や機器の故障を検出した場合にはアラート発生により状況を把握し、直ちに対策を講じることで長時間の欠測を防ぐことができます。

【お問い合わせ先】
株式会社 YDKテクノロジーズ
第2営業本部 ソリューション営業部
TEL:03-3225-5364

IoT多点観測システム 製品紹介